デュエル エクス マキナ

「草原トリニティのすすめ」トリニティで地形デッキを組むときのコツや課題、強みをご紹介

『デュエル エクス マキナ(DXM)』で、筆者が実際にいくつかデッキを組んでみて感じた、トリニティで地形デッキを組むときのコツや課題、強みをご紹介します。

2017/08/09 12:52
※本記事はDUELS X MACHINA Now編集部の独自の見解であり、『デュエル エクス マキナ』開発チームの公式見解をお伝えしているものではありません。

草原トリニティのすすめ

『デュエル エクス マキナ(DXM)』にて、現環境におけるトリニティがやや弱い印象を持っているユーザーは多いのではないでしょうか。
トリニティ全体としては「死天使 サリエル」「冥王神 ミクトランテクトリ」を使ったデッキが主流となり、現環境に適応しつつあります。しかし、草原や地形を使ったデッキについては相性が悪いというのが一般的で、あまり見かけないデッキタイプになっているのが現状です。

確かに、筆者自身もメシーカ実装直後に草原トリニティを組んでみたものの、高レアリティカードが多数必要に感じた上、当時ははっきりとした強さも感じなかったため断念した過去があります。
しかしながら、筆者がその時感じたように、高レアリティカードが多数必要なためデッキを組んでいる人が少ないだけで、実際はもっと活躍できるデッキなのではないでしょうか。

そこで、今回は筆者が現環境も落ち着いてきた現在に、今一度ラファエル草原トリニティを組んでみて感じたことや構築のコツ、課題、草原トリニティならではの強みをご紹介していきます。
目次
【パターン1】草原を増やすだけ増やしてみる
結果
総評
今後の展望
【パターン2】マナ加速や地形戦略の基本を強化
結果
総評
【番外編】「死天使 サリエル」を試してみる
結果
総評
まとめ

【パターン1】草原を増やすだけ増やしてみる

まず、草原トリニティを組むにあたって、デッキの主軸にしようと思ったのが「殲獣 ベヒモス」「地天使 アリエル」の2枚。おそらく、筆者だけではなく多くの人が「草原トリニティ」や「ラファエルトリニティ」と聞いて真っ先に思い浮かぶカードではないかと思います。
一見すると、どちらも高めのスタッツ超強力な除去効果を備えており、切り札としてデッキの主軸にするのに申し分無いスペックと言えるでしょう。
特に、「ベヒモス」は「堕天使 ルシファー」以上のAoE除去効果を持っており、情報公開された時より筆者が気になっていたカードでもあります。

そして、この2枚を使ってデッキを組むにあたって特筆すべき両者の特徴は、“草原があればあるほど強化される”と言う点です。
そのため、デッキの方針として、序盤を守りながら草原をひたすら増やすことを目標とし、その後「アリエル」「ベヒモス」の除去効果で一気に形勢逆転する。その後は、その他地形関係で強化されるニュートラルのユニットを並べていくというデッキを組むことにしました。
草原や地形関係のカードで強そうなものをひたすら投入し、そこにトリニティの定番カードを合わせて作ったのが上画像のデッキ。調整していくうち、草原関係でマナ加速カードが多かったため、従来のデッキでよく採用されていたものは「聖樹の杯」を残して抜きました。
なお、「アリエル」が1枚だけしか入っていないのは、筆者の懐事情から、1枚だけしか生成できなかったからです。

結果

強かった点
【パターン1】のデッキで、特にめざましい活躍をしていたと感じたのは「ヴェネツィアの植物学者」「ラファエルの恩寵」の2枚。全体的にかなり重たいカードが多いデッキでしたので、ユニットの召喚や草原の展開に役立ったこのカードたちは、出せれば強いことはわかっていた他の大型ユニット以上に大事な存在でした。

総じて、通常のトリニティのデッキ以上に、はまった時のマナ加速や地脈の力などの地形による強化を高速で達成して得られるテンポというものが強かった印象です。
弱かった点
まず、最初のプランであった「ベヒモス」でユニットを一掃して主導権を握ることがあまりに決まりにくいようでした。当初の予定通り、トリニティのように耐えてから一掃するつもりでしたが、マナコストの重さや序盤の守りが問題となり、「ベヒモス」召喚まで耐えるのが非常に厳しく、召喚しても間に合わないことも多かったです。
さらに、ダメージは味方を巻き込むため、ただ召喚すればいいわけではないところもなかなか使い勝手が難しいカードでした。

次に、デッキ内に10マナのカードが6枚も入っており、あまりに高コストユニットが多すぎます
確かに、「強かった点」で挙げた「ヴェネツィアの植物学者」は強かったですが、それを引けなかった時や除去されてしまたった時は、召喚できない高コストユニットを抱えて何もできなくなることも頻発。かといって定番の「堕天使 ルシファー」「人造獣 カオスキメラ」は間違いなく強力であるため、この枠をどうするかは悩みどころ。
逆に、マナ加速に成功したところで草原が足りず、召喚した大型ユニットが弱いという、引きが噛み合わないことが結構ありました。

総評

【パターン1】のデッキでは、全体的には無理に地形関係のカードを使おうとしてデッキパワーを落としていたと言えます。特に、このデッキでは「ベヒモス」を使いこなせていませんでした。
まず、草原を可能なかぎり増やすという行動に隙が多く、このデッキでは機能するに至りませんでした。

一応、回れば強いことはありました。
マナ加速して相手より早く大型ユニットを召喚できるという、トリニティの強みは感じられましたし、首尾よく地形を展開できれば、召喚したユニットはいずれも強力なものです。滅多にありませんでしたが、相手の展開が遅ければ、当初の予定通り「アリエル」「ベヒモス」での逆転が決まることもありました。

また、今回感じたマナ加速という草原トリニティの強みと「ベヒモス」が噛み合わず、同じ10マナでAoE除去効果を持っているユニットであれば「ルシファー」の方が強力な場面が多かったです。
「ベヒモス」は勝利のプランというよりも、劣勢を覆すための保険として考えておくのが良さそうですね。
なお、どうしてもメインにするのであれば、回復による延命、追加のマナ加速、「ベヒモス」を確実にドローするためのサーチ手段の3つがあればどうにかなりそうではあります。しかし、そのために他のカードの枠を大きく犠牲にすることもあり、現環境ではなかなか難しいと言わざるをえません。

ちなみに、「アリエル」はそれなりに強かったです。草原の数や位置に気を使う必要がありますし、同コストであれば「羽蛇神 ケツァルコアトル」と比べてしまうものの、継続的な除去効果が弱いわけありませんね。

今後の展望

このままではダメだということがわかったのは1つの成果です。
次のプランとしては、「ベヒモス」に特化するか「ベヒモス」を抜いて今回感じた強みを生かすかのどちらかでしょう。

まずは、当初のプランを貫いてせっかく生成した「ベヒモス」を使おうとも思いましたが、最初に挙げたように「ベヒモス」は誰もが使ってみようと考えるカードのはずです。みんなが試してみたカードであれば、誰かがそれを使いこなしているはずだと思うので、筆者はこのカードにこだわらない方が良いと思いました。
また、一般的には、序盤にあまり草原や地形関係のカードを採用せず、普通にマナ加速や鉄壁持ちユニットでしのぎ、余ったマナや相手の動きが止まっている隙にガーディアンパワーで草原を増やすと言うパターンが多いのではないでしょうか?確かにマナが余る時や展開の都合上必要なことはありますが、どうしても隙が大きいため筆者はなるべくガーディアンパワーに頼らない方がデッキ全体として強くなると思います。そこも次の課題としたいです。

具体的な方針としては、ちょうど「ヴェネツィアの植物学者」が決まった時に使えるマナである、6〜7マナ帯の層を重視。さらに、序盤中盤のガーディアンパワーに頼らない地形生成カードを増やして、地脈の力【4】を無理なく達成できるようにすることを次の目標にしようと思います。

【パターン2】マナ加速や地形戦略の基本を強化

今回、新たに起用したのは「天の供物」「ウルモルの棟梁」「水晶術師 ジアー」の3種類です。

基本的には、当初の予定通り、まずは「ヴェネツィアの植物学者」のマナ加速を必殺の動きとなるようコスト配分や採用するカードを考え直しました
さらに、手間をかけずに地形を増やしつつ、手札を(実質)減らさないというわがままを叶えるカードとして、「天の供物」に注目。これは、余った1マナを無駄なく使い切れるようにし、十分に地形を増やした後は「人面獅子 マンティコア」「羽蛇神 ケツァルコアトル」にアクセスして攻めに転じられる強力なカードであると言えるでしょう。
今度のデッキは上記の通りです。
プレイングとしては、「ジアー」を意識して前列からユニットを並べていきます。当然、「ヴェネツィアの植物学者」も前列に配置するため、草原も前列から作っていきましょう。
ただし、「天の供物」については地脈の力【4】のために必要なため、序盤は後列に設置しておきます。

あとは、適宜手持ちの強いユニットを召喚していき、マナが余ればガーディアンパワーも使っていきましょう。
ある程度地形が増えたあとは、「天の供物」をすでにユニットのいるマスに使うなどして、サーチ効果も使っていくと、強力な切り札にアクセスできます。

結果

強かった点
【パターン2】のデッキで当初のプランであったマナ加速からの動きは想定通り強力で、中盤に差し掛かるあたりでしっかりと主導権を握ることができました。
また、「天の供物」の1枚で地形が3つか4つかの境となることが多く、地脈の力が【パターン1】のデッキ以上に安定して発動できるようになったと言えるでしょう。
引きの噛み合わせや、相手の動き次第ではありますが、想定通りの動きを狙うのがより現実的になったというのが今回の収穫ですね。

他にも、新たに採用したユニットである、「ウルモルの棟梁」「ジアー」は「ルシファー」とも高相性で、上手く回った時は10マナでほぼ勝負を決められることもありました。
回れば勝ちきれることが多いですが、そうでなかったり、対応されてしまって長期戦にもつれ込みかけた場面は「ケツァルコアトルの羽蛇」を含めた6枚の速攻持ちが活躍。“ここぞ”という場面で引いて決着をつけられることも多く、苦手な「ルクソール」相手にもある程度拮抗した戦いを挑めました。
弱かった点
長所の裏返しとなりますが、マナ加速カードの引きや、噛み合わせによって展開力に差が出てしまいます
また、いくらデッキを安定させるよう努力しても、地形を増やさなければいけない分初動が遅いのが欠点となり、もともと有利なはずであったオリンポスをはじめ、早いデッキには主導権を取られやすかったです。
特に、「ヴェネツィアの植物学者」が召喚直後に除去されると辛く、大きなテンポロスとして響きました。

総評

やはりトリニティはミッドレンジです。その速度と勢いで勝ち切るプランを立てるのが正しいと感じました。デッキパワーを落とさないように地形を使っていかなければいけませんね。
総じて、あまり草原にはこだわらず、ニュートラルのカードを使った地形ギミックを生かしつつも、トリニティらしさのあるデッキになったと思います。

どうしても、勢力基本地形の数にこだわるとデッキの動きが弱くなるのが欠点です。勢力基本地形、この場合は草原ではない地形を無理なく増やしていくことで、地脈の力やその他の地形ギミックを発動できるようにしていくのが草原トリニティ構築のコツと言えるでしょう。例えば、草原が必要となる「ヴェネツィアの植物学者」「ジェノバの花売り」も、草原の“位置”は関係しますが“数”はそれほど関係ないですね。
「ケツァルコアトルの羽蛇」や「羽蛇神 ケツァルコアトル」のようなニュートラルカードはミッドレンジ向けの性能なので、無理なく発動できるのであれば、トリニティのデッキと相性が良いはずです。上手くデッキを組めば、世間で言われるほど地形とトリニティは相性が悪くないと感じました。

細部の調整や、まだ試してみたいカードはありますが、方向性としては1つの完成形になったと思います。

【番外編】「死天使 サリエル」を試してみる

【パターン2】で作ったデッキは、それなりに強いものができて満足。草原トリニティは「ヴェネツィアの植物学者」のマナ加速や、草原ではないニュートラルの地形を無理なく増やしていくことで地脈の力を持ったユニットを使いこなすのがコツと結論付けました。
ですが、もう1つダメ元で試してみたかったことがあります。それが、現環境における非地形系トリニティでは採用率の高いカード「死天使 サリエル」です。

「サリエル」は、「彷徨える石像」などメシーカ環境で相性の良いカードが増えたことで再注目された、条件があるものの制圧力があり、コストに対して非常にスタッツの高いユニットですね。発想は非常に単純ですが、強いカード(サリエル)強いカード(地形で強化されるユニット)が合わされば、強いデッキができるのではないかと考えました。

しかしながら、序盤に地形を増やすことが必要な地形系デッキと、序盤に生贄を並べなければいけない「サリエル」は一見相性が悪いです。そこの噛み合わせが課題となるでしょう。
このデッキのプレイングとしては、最初は「サリエル」が戦略の要となるため、ユニットを後列左右から展開。逆に「〜の供物」は、ユニットを置かない前列に使っていきます。「メシーカの荷運び」についても、即座に「サリエル」の生贄にしたい場面以外では、前列に召喚して荷置場をとっておきましょう。
「サリエル」がいい感じに仕事したあとは地形が揃っているはずなので、適宜「〜の供物」のサーチ効果を使いつつ「羽蛇神 ケツァルコアトル」等で攻撃していきます。この段階でも2枚目の「サリエル」を意識して、できれば左右から召喚していけると良いですね。

結果

強かった点
「サリエル」と「地形」、2つの戦略を組み込みましたが、コストや展開的に優先されるのは「サリエル」です。
その「サリエル」で必ずしも有利を取れるとは限りませんが、除去効果が決まれば盤面のユニットはお互いに減りますし、「サリエル」本人も何らかの対処をされます。
その間に地形を増やしておくと、ちょうどいい具合に数を揃えることができたため、そのまま「ケツァルコアトルの羽蛇」「羽蛇神 ケツァルコアトル」で主導権を取れることが多く、そこに「〜の供物」などでサーチして追撃をかける動きが非常に強力でした。

どちらの戦略も、使うカードそのものはそれほど噛み合っていませんでしたが、やや準備の必要な切り札を段階的に展開することでお互いの欠点を補完。各種サーチカードも、若干対象が少ないため後半は不発になることもありましたが良い潤滑剤となっていました。

ちなみに、「サリエル」が序盤に引けないこともありますが、それなりに低コストユニットを増やし、1マナの「〜の供物」が4枚もあるため、普通に時間を稼いで無理なく地脈の力を達成できることも多かったです。
弱かった点
どれだけ無理なく地形を増やし、適当な2マナユニットで相討ちを狙おうとも、速攻に特化したデッキには太刀打ちできないことが多いです。こちらがかなり理想的な動きをできないと大概後手に回ってしまいます。
その点については、それ専用に対策カードを採用しなければいけないですね。

また、これも個々のシナジーが大きいデッキなので、引きが悪い時というのはどうしてもあります。このデッキだけに限った問題ではないですが、マリガンの段階から相手に合わせたプレイングを常に意識して、次のターン以降も見据えた最善の動きを考えなければいけません。さらに、プレイングが難しく、うっかりユニットを召喚したところの地形を消費してしまい、地脈の力が発動できないこともしばしばあるのは注意が必要でした。

総評

ガーディアンはラファエルですが、筆者のデッキからはいよいよ草原に直接関係したカードがなくなり、最早草原トリニティとは呼べなくなってきました。
デッキとしては、面白い動きをする非常に満足の行くものです。それぞれが一見噛み合わないようで、全体としてシナジーしています。特にサーチ関係のカードが中盤以降本当に活躍しており、速攻系のユニットを畳み掛けるのは強力でした。

低マナのカードから草原関係のものを抜き、地形を作るカードを増やしたことは新たな試みであり、いくらか【パターン2】のデッキにフィードバックしたいところもありますね。
どうしても、地形関係のカードはニュートラルの方が種類豊富です。トリニティのデッキに置いて、マナ加速や鉄壁持ちのユニットなど勢力のカードは低マナのカードが多いですが、そこを大胆に入れ替える必要もあると感じました。

まとめ

【パターン1】では、勢力基本地形にこだわりすぎたのが失敗
付け加えると、勢力基本地形にこだわらなければいけないからこそ、現環境で「アリエル」と「ベヒモス」を使いこなすことが難しい理由であると思います。

【パターン2】のデッキでは、序盤から勢力基本地形を生きかせるようにしたこと展開を阻害しないニュートラルの地形を作れるようにしてデッキを安定させたことが成功のコツでした。
また、草原の存在がマナ加速につながるという点が、かなりトリニティの強みと噛み合っていましたね。

【番外編】のデッキでは結果的にではありますが、6ターン目(6マナ「ケツァルコアトルの羽蛇」の召喚)までに地形を4つ展開できることも視野に入れ、さらにこちらも、地形を広げるまでの間を決して弱い動きにしないことが成功のコツであったと思います。

いずれにせよ、マナ加速して早めに大型ユニットを召喚するという動きが、地形を増やす手間と噛み合いにくいというのが欠点となりがちです。
トリニティはミッドレンジ寄りのため、他の勢力ではまた事情が違うとは思いますが、とにかく地形の展開に手間をかけず隙を作らない事がコツになると思います。イーブン、もしくは攻めている状況だからこそ、いろいろな地形で強化されたユニットの速攻や除去効果が輝くと言えるでしょう。

現環境では、まだまだ草原トリニティは厳しい時代です。どれだけ手を尽くそうと、こちらの強い動きを押し付けられなければ勝てないと言う側面があり、対応力との兼ね合いがどうしても課題として残ります。
これからももう少し使った事のないニュートラルカードなどを試し、デッキを安定させていきたいです。

今回筆者も様々なものを試してみましたが、全ての可能性を試してみたわけではありません。皆さんも是非、いろいろなカードを試してみてください。

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タイトル DUELS X MACHINA
(デュエル エクス マキナ)
ジャンル デジタルトレーディングカードゲーム
対応OS iOS/Android
対応端末 iOS8以上(iPhone5以降)
Android4.0.3以上(RAM 2GB以上)
※一部端末を除きます
価格 無料(アイテム課金制)
公式サイト https://duelsxmachina.com/

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